背景変更(熱海旅行の写真がローマに)
切り抜き(トリミング)(マグネットツール)
「お友達は海外旅行に良く行くのに私は暇もお金もなくて羨ましいわ」なんて思うことありませんか?
そんな時は、せめて行ったつもりになって自慢しちゃいましょう。
まずご自身が映っている写真を取り込みます。
できれば隣の人と重なってない画像や衣類がジグザグしてないスッキリした物が作業しやすいです。
毛皮とか突起物のある物は少々手間がかかります。
併せてネットなどで旅行したい先の風景写真を用意しましょう。
ただしこの時注意すべきはフリー素材であること。
著作権主張されている画像を使われると後々面倒なことになることがあります。いわゆる無断コピペですね。
この時、画像はできれば人物がいない風景や遠近感が分りにくい物を使うと違和感がなくなります。
まず人物を抜き取ります。
ツールパネルの「マグネット選択ボタン」を選びます。
画面は出来る限り拡大してから作業をすると細かい部分まで丁寧に選択できます。
人物の輪郭に沿ってマグネットツールを這わせていきます。
接点がピタッと吸い付きながら進んでいきます。
多少はみ出したりしますがそのまま進めてください。
ただし食い込みは取り戻せませんので外へはみ出すように這わせてください。
もし大きく外れてしまった場合はバックスペースキーを押すとひとつ前の接点まで取り消されます。
1周したらEnterキーを押して範囲を確定します。
次に選択範囲をコピーして取り込んでおいた先の画像上でペーストします。
どうでしょうか?一瞬で外国に移動しましたね。
ただしちょっと輪郭に違和感がありますね。
トリミング
動物の毛繕いする人をトリマーと言います。
トリムとは切り取ったり取り除いたりする意味です。
すでに上記で特定箇所を選択して切り取ることをトリミングといいます。
さらにAdobe Photoshopで綺麗に切り取れなかった輪郭部分のはみ出しを消しゴムで消しとることができます。
ツールパネルの「消しゴムツール」を選んで外周のはみ出しを丁寧に消し込みます。
ブラシパレットから使用したい大きさを選んで外から内側へと消していきます。
初めは荒く遠くから、境目に近づいたら小さく丁寧に余白を消し込みます。
新しいバージョンにではかなりギリギリまで正確にトリミングでき作業短縮できます。
しかし決して損はないテクニックですので覚えておくと便利です。
境界をぼかす、明るさを調整する。
「自動選択ツール」を選択して人物以外のところをクリックしてください、レイヤーの何もない部分が選択されました。
続いてメニューバー「選択範囲⇒選択範囲を反転」を選んでください。
うまく選択できなかったらマグネットツールで人物に沿って囲んで選択してください。
これで人物が選択できました。
まずは自由変形などで背景に対して丁度いい大きさに調節してください。
Enterキーで確定したら、まだ選択範囲はそのままキープしてください。
さて下の画像と比べて明るかったり暗かったりしませんか?色合いやコントラストを調整します。
この時下の風景はそのままで人物のレイヤーのみが反映されるはずです。
逆に下のレイヤーをアクティブにすると背景の調整が出来ます。
そして最後に「選択範囲⇒境界をぼかす」を選んで下の画像と馴染ませます。
これは2つの接点を曖昧にするようなものです。
急な斜面をなだらかに埋めるようなものです。
さて、これで海外旅行の記念写真が完成しました。
お友達に「本当に旅行したの?」話題になること間違いないでしょう。
くれぐれも誰かを騙すつもりはないので後でネタ晴らしはしてくださいね。
「あなたそんな技術いつ覚えたの?」というところでお友達を驚かせましょうね。
旅行写真のほかに室内レイアウトのイメージ・シミュレーションやパンフレット、店頭チラシなどなどに応用できます。
ぜひ覚えておきたいテクニックです。
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