女性専用のキャッシングって何が違うの?お得なの?


女性専用のキャッシングって何が違うの?お得なの?
キャッシングサービスにも女性専用があることをご存知でしょうか。一般に「レディースキャッシング」と呼ばれるもので、旦那様に内緒の利用をしたい女性に選ばれます。

ふと疑問に感じるのは、通常のキャッシングとどこがちがうのかということ。レディース商品と通常商品では、どちらから申し込みをするのが良いのか迷います。

誰にも相談できずに迷っている女性のために、主要なレディースキャッシングをとりあげて、通常キャッシングとの違いを見ていきます。

あわせて、女性がキャッシングできる貸金業者を選ぶときのポイントを紹介します。お金に関する悩みは非常にシビア。ストレスから、身体を壊す方もいます。

どうしようもなくなる前に、まず行動。とりあえずは目を通して、後悔がない契約をしてください。


 

レディースキャッシングと通常キャッシングの違いとは

通常のキャッシングサービスとの違いは、大きく分けて2つです。まず、問い合わせをしたときに女性オペレーターが対応してくれること。

返済方法やシステムについて聞きたいと思い電話をしたとき、男性が出ると戸惑います。レディースキャッシングの担当者は、必ず女性なので安心。不安に感じていることを、気兼ねなく相談できます。

筆者自身(20代後半・性別女)、キャッシング会社数社に電話をした経験があります。大手であっても男性スタッフがでる確率は以外と高く、訳もなく逃げ出したくなりました。

異性にお金の話をする気まずさは、経験してみないことには分かりません。想像するだけでストレスを感じる方なら、レディースキャッシングの利用をおすすめします。

次に、女性専用のキャッシングは、限度額が低めに設定されているケースがあること。たとえば、アイフルが扱っている「SuLaLi」です。

通常のキャッシングローンが最高限度額400万円なのに対して、「SuLaLi」の場合は10万円。仮に限度額限界まで借りたとしても、毎月4,000円の支払いです。

⇒アイフルのキャッシング概要

パートしかしていない主婦の方、アルバイトしかしていない女性の方でも、これくらいの返済金額ならこわくないはず。ちょっと頑張れば返せるくらいまでしか使えない制限があるからこそ、意思が弱い方でも発行できます。


 

女性専用でも低金利で借りられるわけではない

女性専用と聞くだけで、とても有利な条件で借りれることを想像する方も多いでしょう。断言したいのは、女性専用のレディースキャッシングだからといって、金利が安くなるわけではないこと。大きく有利に働くことは、考えにくいと認識しましょう。

女性でも男性でも、同じように審査があります。信用状態を確認した上で、妥当な水準に金利が決まるのが通常。

低金利を期待して申し込みをした場合、がっかりする確率が高いと言えます。金利だけでなく、審査通過率も同程度になるはず。アイフルに申し込みをして審査落ちした女性が「SuLaLi」なら発行できるという状況は考えにくいと言わざるを得ません。

まとめると、女性専用のレディースキャッシングだからといって、得することは少ないということ。条件面を重視する方は、レディース商品以外のキャッシングも合わせて比較し、申し込みをするといいでしょう。


 

女性がキャッシング会社を選ぶときのポイント3つ

具体的には、どんなことに注目してキャッシング会社選びをしたらいいのでしょう。女性に気をつけてほしいポイントは、大きく分けて3つです。

1.ネット申し込みに対応している金融会社を選ぶ

大手消費者金融やメガバンクのカードローンは、ネットから申し込みが可能です。地銀系・街金融になると、原則店頭契約としていることもあるので注意が必要。自動契約機・店頭で手続きしているところを見られたら、周囲に気付かれてしまうリスクがあります。

窓口や契約機は目隠しがついているとは言っても、周りの視線が気になるのが女性の心理。契約を急ぐ余りに情報記入がおろそかになっては、審査結果にひびきます。

周りに気兼ねすることなくキャッシングの契約を行いたいなら、スマホ・パソコンから審査の申し込みをすること。振込依頼まで含めて、オンライン対応をお願いできる会社を選びましょう。

2.ローンカードの発行がない会社を選ぶ

プロミスの「レディースキャッシング」やノーローンの「女性のためのノーローン」をはじめとして、ほとんどの商品は通常キャッシングと同じカードが発行されます。

⇒プロミスのレディースキャッシングの特徴【男性も利用可】

このローンカードが、なかなかくせ者。持っている限り、いつ誰に見つかるかと冷や冷やします。ドキドキしながらお財布を持ち歩くくらいなら、カードがないキャッシングを選ぶといいでしょう。

たとえば、SMBCモビットのWEB完結申し込み。ホームページ経由で申し込みできて、融資も全てネット経由で行います。

⇒SMBCモビットのWEB完結申し込みキャッシング概要

銀行のカードローンがいいなら、ネットバンキングを利用するシステムを選ぶこと。ローンカード発行を希望しない旨を伝えてから、申し込みに進んでください。

3.専業主婦なら配偶者貸付に注意

一部の信販会社や銀行では、配偶者貸付を条件に、専業主婦でも利用できます。配偶者貸付とは、夫の収入と合算して融資を受けるシステム。

旦那様の同意や婚姻証明書の提出が必要になってきます。夫婦二人で話し合って借金をするならまだしも、内緒の利用でこれを使うのは絶対にだめ。借入れがばれてしまうばかりか、大切な人を借金生活に巻き込みます。

何かの事情でお金を融通しなくてはいけないなら、自分で完結できる手段から検討するのが基本。専業主婦可能の商品をまず調べて、解決策を探しましょう。

男女関係なく、社会に出て働く人が増えています。お勤めをしている方なら、性別で審査結果に違いがでることはありません。得することがないかわりに、損することも少ないと考えるのが妥当でしょう。

お金が必要な場面は、男女問わず訪れます。切羽詰まった状態で抜け道を探しても、なかなか良い案が浮かばないもの。

一時的にキャッシングを利用して苦難を乗り越え、一生懸命返していくのは悪いことではありません。キャッシングを使うにしても使わないにしても、まずはゆっくり考えること。軽卒な判断で、自分を追いつめることだけはないようにしてください。

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