審査が甘いキャッシング?通過率をあげるための5つのコツ


審査が甘いキャッシング
お金を借りたいときには、ワラにもすがりたい気持ちになります。「この金融会社はキャッシングの審査が甘いそうだよ」と言われて、飛びつきたくなる気持ちは当然です。

ただ、そんなあなたに苦言を呈するようですが、審査が甘いキャッシングなどありません。消費者金融でも銀行でも、明確な基準をもとにした厳密なチェックが入ります。

「ブラックでも借りれる貸金業者」や「返済事故を起こした人にも融資する貸金業者」など、通常の金融機関では絶対に融資しないような消費者を相手にした審査の甘すぎる金融会社はだいたい違法です。

まともな金融会社の審査通過率を高めるために出来ることは、審査落ちになりやすいポイントを知り、問題点をクリアにすることです。

ここでは、審査の甘いキャッシングを探すより先に実践したい通過率をあげるための5つのコツを紹介します。

家計の危機を乗り越えてバランスのとれた生活に戻るための基礎知識、今まさにお金の悩みを抱えている方こそ目を通してみてください。


 

気をつけて!甘い言葉で誘う中小貸金業社はリスク大

過去に延滞履歴がある方や現在滞納中という方は、大手消費者金融で借りることが難しくなります。ふと目にした電信柱や細道の広告には、「今すぐお金を貸します」の文字。甘い言葉に、心動かされることもあるはずです。

これらの広告は、ほとんどが中小貸金業者のもの。大手で審査に通りにくい人をメインターゲットに、運営をしています。

全てが全て悪というわけではありませんが、素人目では真っ当な貸金業者か判断が難しいのが現実です。

過去の返済事故を知っていても貸し付けをするということは、取り立てできる自信の裏付けとも考えられます。厳しい取り立てが恐いなら、安易な利用は避けましょう。

自己破産後のダイレクトメールにも要注意

延滞を繰り返した末に、自己破産を選ぶ方もいるでしょう。その後に届くダイレクトメールにも注意が必要。審査が甘いことをにおわせて、人の心を揺さぶります。

貸金業法が強化され、悪質な手口は現象傾向にあるとは言うものの、被害相談がゼロにならない現状です。いわゆる「闇金融」の一定数は生き残り、活動を続けています。

自己破産をした直後に手を差し伸べてくれる人がいれば、小さな可能性にかけてみたくなります。自分を落し入れようとするダイレクトメールさえ、希望の手紙のように感じるでしょう。

「審査が甘い」「審査に通る会社を紹介する」などの文言にだまされず、冷静な判断をしてください。


 

審査通過率をあげたい!お金を借りるときの5つのコツ

中小業社を避けるとしたら、プロミスアコムSMBCモビットなど大手消費者金融の審査通過を願うこと。ここからは、消費者金融の審査通過率をあげるためのコツを紹介します。

対策をした上で審査に申込をすると、結果が随分とちがうはず。少しでも可能性をあげたいなら、正しい知識を身につけましょう。

1.商品内容をよく読むこと

消費者金融の公式サイトには、必ず商品内容を説明するページがあります。つい読み飛ばしてしまいがちですが、貸し付け条件などの内容によく目を通しましょう。注目すべきは、申込対象者と使い道。スペックと用途が合わないようだと、審査落ちリスクが高まります。

キャッシング会社によって、この記載はまちまちです。キャッシングの審査基準が異なることの裏付けとも考えられます。いくつかの金融会社をよく見比べて、なるべく条件が合う消費者金融会社に申込みするのが通過利率を高めるコツ。

あいまいな表記の場合は、問い合わせをして様子を探ってみてください。

2.在籍確認をしぶらない

会社に電話がかかってくることに、抵抗を感じる方もいるでしょう。気持ちは分かりますが、申込書に書いた会社に本当にいることを確認するために不可欠な作業。よほどの理由がない限り、在籍確認を渋らないようにしてください。

電話がかかってきた時に自分がとれば、簡単な確認が入るだけ。相手が読み上げる項目に、返事をしていれば終わります。不在のときならもっと簡単で、「席を外しています」の一言がもらえれば納得します。

過度に在籍確認を渋ると、相手に不信感を与える原因に。審査が不安な方ほど、キャッシング会社のお願いに出来る限り応じましょう。


 

3.安易に複数の会社に借り入れしない

審査基準で重視する項目の一つに、他社借り入れ状況があげられます。3社以上に履歴があるのは、やや危険。無利息期間が魅力でも、安易に借り入れ先を増やすべきではありません。

なお、借り入れまでいたらなくても、申込履歴が残ります。確実にお金を借りたいなら、有力候補をしぼりましょう。一度に複数の消費者金融などの金融会社に申込みをし過ぎると審査に悪影響を与えることもあります。

どうしても借り入れを増やさなくてはいけない事情があるなら、他社検討よりキャッシングの利用限度額引き上げの打診で対応しましょう。

4.身分不相応の生活をしない

年収に対して高すぎる賃貸物件を借りているなど、浪費の兆候が見られると、審査にマイナスに響くことがあるようです。

身分不相応の消費を繰り返していれば、いつかは破産にいたるもの。何社も借り入れをして何とか返済を乗り越える、自転車操業に陥りがちです。

お金を貸してほしいなら、まずは自分の生活を見直すこと。お金に困っているはずなのに、高級車を手放せずにいたり、ブランド物をコレクションしたりしてはいませんか?

数十万円をどうしても工面しなくてはいけないなら、マイカーを売りに出せばすむことです。それでも首が回らないなら、はじめて借り入れを検討すべき。

審査に出向いた際に、家計を圧迫していた要因を排除したこと・返済のためにはじめたことを伝えると好印象。システムの機械的な判断はまぬがれなくとも、担当者の裁量の部分もあります。どうしてもお金が必要なら、相手の心象をよくする努力をしてみて下さい。

5.同居家族の情報はきちんと書く

キャッシング会社の評価視点の一つに、家族構成が含まれます。キャッシングを内緒にしたいからと、情報を隠すのは絶対にマイナス。同居している人がいるなら、情報をきちんと公開しましょう。

一般的に評価にプラスに働きやすいとされるのは、以下のような人たちです。

1.親との同居
2.婚姻済みで夫婦共働き

親と同居している場合、返済に困ったときでも連絡がとれなくなるリスクが低いと判断されます。どうしても借金を自分で返済できない状況になった場合、親から援助を受けることも可能です。

自分の想いは別でも、キャッシング会社にとって、とりっぱぐれが少ないことが好印象に働きます。

夫婦共働きの場合も、夫もしくは妻の援助を期待。返済できなかった場合、家族全員の責任になることをきちんと自覚しておきましょう。(保証人になっているわけではないので法的には家族に責任が行くことはありません)

お金のことばかり考えていると、気が滅入ってしまいます。心と身体はつながっているので、体調を崩して働けなくなったらそれこそ損失。健康に勝る財産はありません。

いつまで続くか分からない不安と不調が解消されるなら、一時的な借り入れも悪くはないもの。でも「審査が甘い」とか「ブラックでも貸します」「自己破産でも融資します」などの甘い言葉に騙されないようにしてください。

まともな金融会社に借入れして、まじめにコツコツ働いて、返済していけばOKです。

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