キャッシングの審査申込みまでの流れ


キャッシングの審査申込みまでの流れ
はじめてのキャッシングは、何かと不安が伴います。今すぐお金が必要だけど、どうやって手続きしていいか分からない。

キャッシングに申込をした後はどんな流れになるのか。そんなことで、頭を悩ませてはいませんか?

少しでも安心してキャッシングにお申込み頂けるよう、申込み前の確認事項と基本的な流れ・必要な書類についてまとめてみました。

やることが分かっていれば、計画的に動けます。これから借り入れを考えているなら、ご一読頂ければと思います。


 

まずはお金を借りられる状況かを自己診断

キャッシングに申込みをする前に、そもそも借り入れができる状況かを判断します。具体的なチェックポイントは、下記5つ。いずれかに該当すると、審査通過が難しくなるケースがあります。

1.年齢基準

消費者金融でも銀行カードローンでも、20歳〜69歳が1つの目安。貸し付けに慎重な会社では、上限60歳とされています。

キャッシング会社のメインターゲットは、安定した収入が見込める社会人。定年に近い年齢になると、審査に不利に働きます。

すでに退職をして年金生活をしている方だと、借り入れしにくいと言わざるを得ません。

逆もまたしかりで、社会通例を考慮し未成年に貸し付けを行わないのも当然です。各社の定める条件に従って、年齢基準に問題がないことを確認しましょう。

2.所得状況

アルバイトやパートであっても、定期的な収入があれば借り入れできる見込みがあります。消費者金融のキャッシングが難しいのは、全く働いていない専業主婦。

総量規制の対象にならないカードローンの検討が必須です。所得が多い・少ないよりも、定期的な収入の有無が重要なチェックポイント。安定的な収入が得られる状況にあるかどうかを見てください。

3.住宅ローンの有無

キャッシングの利用経験はないけど、住宅ローンを借りているという方もいるでしょう。他社借り入れに含まれない借り入れですが、支払いがいっぱいいっぱいと見られると契約できないリスクがあります。

4.クレジットカードのキャッシング枠

盲点になりやすいのが、クレジットカードのキャッシング枠。銀行カードローンや消費者金融を利用していなくても、知らない間にキャッシング機能付きカードを持っている方がいます。

このキャッシング枠(限度額)が、所得の3分の1ラインだと、新規契約が難しいことがあります。機能がついているかどうか分からないという方は、自分の持っているカードの利用規約をよく読むこと。正確に内容を把握した上で、キャッシングの新規申込に進みましょう。

5.自己破産・債務整理をした過去

自営業をしていて資金繰りがうまくいかず、自己破産に陥ることがあります。破産・債務整理を行ってから、5年~10年は新規借り入れが難しいと考えるのが妥当です。

時が過ぎる前に申込みを繰り返しても、信用情報にさらに傷を残すだけ。借り入れをしないで、何とか家計をやりくりする方法を考えることが先決です。

5つのポイントの他、独自の条件がつく会社もあります。申込要項をよく読んで、ネックになる箇所がないかを確認すべき。審査通過できる可能性が低いと感じたら、他の会社を検討するのが賢明です。

失敗しないキャッシングのファーストステップは、念入りな事前調査から。複数会社を比較する手間を惜しまずに、自分に合った商品を探しましょう。


 

キャッシング会社を決めたら必要書類の確認

審査通過見込みが高いキャッシング会社が決まったら、契約に必要な書類を用意します。必要になる可能性があるのは、本人確認書類と所得証明。それぞれ使える書類の例を見てみましょう。

本人確認書類:運転免許証・パスポート・健康保険証・住民基本台帳カードなど
所得証明:前年度の源泉徴収票・課税証明書・数ヶ月分の給与明細と賞与明細など

本人確認書類の注意点としては、できる限り現住所が記載されているものを用意すること。運転免許の住所変更は、警察署や運転免許センターですぐできます。どうしても難しいという場合は、公共料金領収書を一緒に提出することで確認がとれることも。細かな取り決めは、各消費者金融で異なるので、決めた会社の要項を確認しましょう。

所得証明は、一定の契約額以上を希望する場合に必要になります。一定の契約額の目安になる数字は50万。すでに他社利用がある方は、合算して100万円超と考えてください。

キャッシングの審査申込みの4つの方法

事前準備が整ったら、いよいよキャッシングの審査申込みに進みます。主なキャッシングの申込方法は、「ネット経由」「店頭・無人契約機」「電話」「郵送」の4種類。

ネットでキャッシングに申し込む

ネット経由の場合は、パソコン・スマホから公式サイトにアクセスして必要情報を入力します。審査結果の通知を受けとって、本契約という運びです。好きな時間に申込できるのが、最大のメリット。なるべく早く行動したいという方には、おすすめの方法です。

店頭・無人契約機でキャッシングに申し込む

店頭は、最寄りのサービスセンター、もしくは無人契約機に出向き、キャッシングの申込みします。ネット同様審査が入り、契約可否と限度額が決まります。その場でカード発行を受けられるのは、うれしい特徴。

ローンカードによるキャッシングを考えているなら、検討する価値があります。デメリットをあげるなら、現地まで出向く手間。近くに店舗がないと、大きなタイムロスになってしまいます。

せっかく出向いたとしても、審査落ちすることがあること。お店に出向いた時間と労力が、無駄になってしまいます。急ぎでお金が必要な場合ほど、慎重に判断したい方法です。


 

キャッシングに電話で申込む

電話申込は、コールセンターに電話をして、申込みする方法です。聞かれたことに答えるだけで申込が終わるため、入力の手間が省ける点が大きなメリット。

スマホ画面の入力が苦手な方には、おすすめの方法です。回答内容をもとに審査をして、問題なければ本契約に進みます。最初の電話だけで全て完結するわけではない点に注意しましょう。

キャッシングに郵送で申込む

電子的な方法に抵抗を感じるなら、郵送申込がおすすめ。自動契約機に設置してある書類に必要事項を記入して、指定住所に郵送、申込手続きは完了です。

審査通過となれば、自宅に届く本契約書類を再送、晴れて契約締結です。本契約まで時間がかかりやすい方法ですが、オフラインの安心感が得られるメリットがあります。慎重に行動したい方は、検討してみてもいいでしょう。

消費者金融・カードローン会社によって多少の違いはあるものの、基本的には上記いずれかの方法で申込します。

なお、どの方法を選んだとしても、同じ審査基準を適用。審査通過しやすさに、大きな違いはないはずです。

自分の手続きしやすい方法で、申込すれば大丈夫。より詳細を知りたい方は、気になるキャッシング会社のホームページにアクセスし、内容を確認してみてください。

即日キャッシングなどという言葉をよく耳にしますが、書類の準備・申込・審査・本契約までを当日に行うのは結構大変。はじめての経験なら、なおさらです。

生活不安が大きいという方は、いざという場面のために一枚カードを作っておくと安心。

普段は使わないという強い意思さえあれば、何もこわいことはありません。キャッシングは、より安定した生活を送るための便利なツール。上手に活用することで、不安のない日々を目指しましょう。

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