
プロミスとアコムは数ある消費者金融の中でも1位2位を争う超大手。知名度も実際の利用者も非常に多い消費者金融です。
このプロミスとアコムはどんな特徴を持っていて、どんな点がよりすぐれているのでしょうか。
そしてキャッシングするならプロミスとアコム、どちらがいいのでしょうか? プロミスとアコムの金利や無利息サービス、審査、即日融資サービスなどカードローンの内容や利便性などを比較していきます!
※融資を急いでいる方もいるかもしれないので結論を先に言うと「プロミス」がおすすめです。
どちらも、ATMの数や審査スピードは業界TOPクラス、即日融資可能、無利息サービスなどすばらしい商品内容なのですが・・・
・上限金利が安い
・郵送物なし・カードレスに設定可(内緒で借入しやすい)
という点で、プロミスの方が優れています。
プロミス | アコム | |
実質年率 | 4.5~17.8% | 3.0~18.0% |
無利息サービス | 30日間無利息 | 30日間無利息 |
郵送物なし・カードレス | ○ | × |
即日融資 | ○ | ○ |
審査スピード | 最短20分※1. | 最短30分※1. |
24時間申込み(スマホ・PC) | 可 | 可 |
担保・保証人 | 不要 | 不要 |
※1.申込の曜日・時間帯によっては翌日以降の取り扱いになる場合もあります。
それでは、プロミスとアコムの徹底比較を行っていきたいと思います。
プロミスとアコムってどんな消費者金融?
まずはプロミスとアコムを経営しているのはどんな会社なのかを簡単にご紹介しましょう。
<プロミス>
プロミスはSMBCコンシューマーファイナンス株式会社のサービスブランドです。
創業は1962年ですので、すでに60年近くの歴史を持つことになります。長きにわたってそのまま「プロミス」が社名、またはその一部として使われていましたが、2012年から現在の社名へと変更になっています。
<アコム>
アコム株式会社のルーツは1936年に創業者が起こした質屋だったとのことで、プロミスをさらに上回る長い歴史のある消費者金融です。こちらは業界で最も多い利用者数を誇る最大手。現在は三菱UFJフィナンシャル・グループに属しています。
現在では多くの消費者金融業者が取り入れている無人契約機を初めて作り出したのは、このアコム。そしてマスターカードからライセンスを与えられている日本で唯一の消費者金融でもあります。
プロミス「フリーキャッシング」とアコム「カードローン」の概要比較
では、ここからは主力ローンであるプロミスの「フリーキャッシング」とアコムの「カードローン」の具体的な内容を見ていきましょう。比較ポイントとなるのは、
・最高いくらまで借りられる?
・金利は何%?
・30日間無利息サービスの違いは?
・WEB完結申込(カードレス取引・郵便物なしは可能?)
・返済方式と毎月の最小返済額、最大返済回数は?
などについてです。
プロミスとアコム 融資額を比較
プロミス | 1万~500万円 |
アコム | 1万円~800万円 |
プロミスも500万円ですのでかなりの高額設定ですが、アコムは800万円までとプロミスを上回る余裕のある金額設定になっています。
ただ、誰もがこの上限いっぱいまで借りられるわけではありません。各々の融資限度額は審査によって決定され、その枠の範囲内で何度でもキャッシング、返済を繰り返すことができるシステムです。
また、総量規制(消費者金融等で借りられる額の上限は年収の3分の1までという決まり)があるので、実際に800万円まで借りられる方は、年収が2,400万円以上ある高額所得者のみですね。
500万円でも、年収1,500万円が必要なことを考えると、プロミスの上限金額でも十分ではないでしょうか。
利用限度額を増額する方法
最初に決められた金額では十分ではない、もう少したくさん借りられたら使い勝手が良くなるのに……とお考えの方も少なくないことでしょう。限度額の枠は何度かキャッシングと返済を繰り返しているうちに広がることがあります。
しかしその枠は自動的に広がるわけではなく、こちらから申し込むことで審査があり、それが通って増額されるという手順を踏むことがほとんどです。どのタイミングでどの程度枠が広がるのかはプロミス、アコムの判断に委ねられることになりますが、希望される方は折をみて申し込んでみるといいでしょう。
ここではその限度額の増額を申し込む方法についてご紹介します。
<プロミス>
・公式サイトの会員ページ(年中無休、24時間受付)
・電話(プロミスコール、オペレーター対応/平日のみ、9:00~18:00)
で申し込みます。
希望の利用限度額が50万円を超える場合、または希望の利用限度額と他社利用残高の合計が100万円を超える場合には、
・源泉徴収票(最新のもの)
・確定申告書(最新のもの)
・給与明細書(直近2ヶ月+1年分の賞与明細書)
※賞与がない場合には直近2ヶ月の給与明細
のいずれか1点が必要になります。
<アコム>
・サイトの会員ページ(年中無休、24時間受付)
・アコムATM(年中無休、24時間受付)
・自動契約機むじんくん(、9:00~21:00 年中無休(年末年始は除く))
・電話(アコム総合カードローンデスク、オペレーター対応/平日のみ、9:00~18:00)
申込み方法は以上の5つ。平日でも土・日・祝日でも21:50までに受付が完了していれば当日に回答がもらえます。
プロミスとアコム 借入利率を比較
プロミス | 4.5~17.8%(実質年率) |
アコム | 3.0~18.0%(実質年率) |
▼アコムの利率の目安
1万円~99万円 | 7.7%~18.0% |
100万円~300万円 | 7.7%~15.0% |
301万円~500万円 | 4.7%~7.7% |
501万円~800万円 | 3.0%~4.7% |
プロミスは500万円が上限ですので、それ以下の金利を比べてみましょう。100万円以下の比較的少額の場合には上限金利がチェックポイントになります。プロミスは17.8%、アコムは18.0%で、わずか0.2%ではありますがプロミスのほうが有利な条件になっています。
では500万円に近い金額を借りた場合はどうでしょうか。プロミスの下限金利は4.5%、アコムの500万円までの下限金利は4.7%です。こちらもプロミスが0.2%だけ有利になっていますね。
金利は借りる方によっても異なってくるため、金額ごとに具体的な金利を比較することはできませんが、数字上ではプロミスがややお得ということになりそうです。
<遅延利率>
返済に遅れを出した場合に適用される金利です。プロミスもアコムも20.0%(実質年率)となっています。
アコムとプロミス 30日間無利息サービスの違い
プロミスにもアコムにも、初めての利用の際に30日間利息がゼロになるサービスがあります。支払利息が少なくなる嬉しいサービスですが、それぞれの内容には若干の違いがあります。
<プロミス>
プロミスの場合、無利息になるのは「初めての”借り入れの翌日”から」。そして以下の条件を満たす必要があります。
・メールアドレスを登録する
・Web明細を利用する
<アコム>
アコムの場合には無利息期間は「初めての”契約の翌日”から」になります。契約した日から借り入れの日まで間が開いてしまうと、その間にも30日のカウントは進んでしまうので注意しましょう。
アコムにも以下の条件があります。
<参考>:アコムとプロミス比較 借りるのにお勧めは? – お金のチカラ
プロミスとアコム WEB完結(カードレス取引・郵送物ナシ)は可能?
店舗や無人契約機の場所まで出かけることなく、インターネットで全ての契約手続きが可能で「カードレス取引・郵送物ナシ」でお金を借りることができるサービス「WEB完結」を取り入れている消費者金融が増えてきています。
プロミスやアコムには「WEB完結」申込みのサービスはあるのでしょうか?
<プロミス>
プロミスではWEB完結での契約(カードレス取引・郵送物なし)が可能です。その申込み方法には、
▼パソコン、スマートフォン、ケータイからインターネットで
▼スマートフォンで専用アプリを使って
の2パターンがあります。どちらもネット経由ですので、24時間いつでも申し込むことができます。
インターネットでWEB完結を申し込む
申込みフォームへの記入の際に次の項目を選択します。
審査結果の連絡方法→「メール」
書面の受取方法→「プロミスのホームページにて書面(Web明細)を確認」
そして契約時には返済方法の登録が必要となりますが、その際に「口座振替による返済」を選択。さらに「Web完結でのご契約対応金融機関」を選び、振替に使用する口座を登録します。
もしも後で「やっぱりカードがほしいな」という場合には、改めて発行を申し込むことも可能です。
アプリでWEB完結を申し込む
iOSまたはAndroid用のアプリをインストールし、指示に従い申し込みします。アプリから申し込めば全てWEB完結での契約となります。
申込みフォームは自動入力機能が使えるので簡単。本人確認書類も撮影した画像をアップロードするだけです。
スマホを操作してのセブン銀行ATMからのキャッシングも可能です。
<アコム>
現状ではアコムにはWEB完結やカードレスでの取引がありません。ただ、カードや契約書類など郵便物が送られてくるのは困るという場合には、次のようなサービスを利用することもできます。
・カードをアコムの自動契約機(むじんくん)で発行する
契約申し込みを郵送以外の方法(店頭、自動契約機、インターネット、電話)で行えば、カードを郵送ではなく、アコム自動契約機「むじんくん」での発行にすることができます。
・書面を電磁交付にする
契約後、会員ページで書面の受取方法が設定できるので、「電磁交付」に承諾します。すると書類は郵送されなくなり、内容を会員ページにて確認できるようになります。
・差出人は別名に
送られてくる郵送物の差出人は「アコム」ではなく、「ACサービスセンター」となっています。そのため、消費者金融からの郵便であるとは一見してわかりません。
プロミスとアコム 返済方式、最小返済額、最大返済回数
プロミスにもアコムにも最小返済額(最低金額)が設定されており、その額を上回る額であれば自分の都合に合わせていくら返済しても構いません。つまり最小金額が小さければ小さいほど自分のペースで返済しやすくなり、無理が生じにくくなると言えます。
ここではプロミスとアコムの最小返済額が決定される返済方式と具体的な金額、最大で何回までの返済が可能なのかをご紹介します。
返済方式と毎月の最小返済額
<プロミス>
プロミスのフリーキャッシングでは「残高スライド元利定額返済方式」が採用されており、毎月の最小返済額はキャッシングした直後の残高に応じて決定されます。
借入残高 | 最小返済金額 |
30万円以下 | 借入後残高×3.61% |
30万円超~100万円以下 | 借入後残高×2.53% |
100万円超 | 借入後残高×1.99% |
※返済金額は計算式の金額の1,000円未満を切り上げます。
具体例を挙げていくらになるのかを見てみましょう。
キャッシングした直後の残高が52万円になった場合には、
52万円×0.0253=13,156→(1,000円未満を切り上げ)→14,000円
というわけで、また改めてキャッシングするまでは、この方は毎月14,000円以上を返済していけば良いことになります。
<アコム>
アコムのカードローンでは「定率リボルビング方式」が採用されています。これはキャッシングした直後の残高に「一定の割合」を掛けて決められる方式で、答えとなった額の1,000円未満を切り上げた数字が最小返済額になります。
「一定の割合」は契約限度額により、次のように決められています。
契約限度額 | 一定の割合 |
30万円以下 | 借入残高の4.2%以上 |
30万円超~100万円 | 借入残高の3.0%以上 |
100万円超 | ・借入金額の3.0%以上 ・借入金額の2.5%以上 ・借入金額の2.0%以上 ・借入金額の1.5%以上 |
こちらも具体例を見てみましょう。
契約限度額が70万円の方がキャッシングし、残高が52万円になった場合には、
52万円×0.03=15,600→(1,000円未満を切り上げ)→16,000円
ということになり、この方は毎月16,000円以上を返済していけば良いことになります。
計算の前提が異なるので一概には言えませんが、掛ける割合は融資額が100万円以下であればプロミスが低く、100万円を越え額が大きくなった場合にアコムの方が低くなるケースが出てきます。
これらのことから、基本的にはプロミスのほうが最小額がより小さくなることが多い=返済しやすい傾向にあると言えます。
最長返済期間と最大返済回数
最長期間や返済回数についてはいくら借りるかによるところが大きいのですが、こちらもプロミスは実際の借入額、アコムは契約限度額を元に決定されています。
<プロミス>
借入残高 | 返済回数 | 最長返済期間 |
30万円以下 | ~36回 | |
30万円超~100万円以下 | ~60回 | |
100万円超 | ~80回 | 6年9ヶ月 |
<アコム>
借入残高 | 返済回数 | 最長返済期間 |
30万円以下 | ~31回 | 3年0ヵ月 |
30万円超~100万円以下 | ~51回 | 4年11ヵ月 |
100万円超 | ~51回 | 4年11ヵ月(3.0%以上) |
100万円超 | ~60回 | 5年9ヵ月(2.5%以上) |
100万円超 | ~89回 | 8年7ヵ月(2.0%以上) |
100万円超 | ~100回 | 9年7ヵ月(1.5%以上) |
アコムは最大融資額が800万円ですので、最長返済期間もかなり長い設定ですね。
それとは別に、100万円以下であればプロミスのほうが最小返済額が小さくなる傾向にあり、返済回数が多くなります。逆に高額融資の場合にはアコムのほうが最小返済額が小さくなるケースがあり、それに伴い返済回数も大きくなっています。
プロミスとアコム 利用目的の制限を比較
<プロミス>
生計費に限ります(ただし、個人事業主の方は、生計費および事業費に限ります)。
<アコム>
特に制限は設けられていません。
プロミス「フリーキャッシング」とアコム「カードローン」どちらが有利?
プロミスのフリーキャッシング、アコムのカードローンの商品内容を比較してきました。まとめると、
プロミス | アコム | |
申し込み条件 | ほとんど同じ | ほとんど同じ |
融資額 | △(500万円まで) | ○(800万円まで) |
金利 | ○(4.5~17.8%) | △(3.0~18.0%) |
30日間無利息 | ○(借入時から) | △(契約時から) |
最小返済額 | ○(小さい) | △(少額時は大きい) |
WEB完結・カードレス | ○(可能) | ×(不可) |
このようになり、全体的にプロミスのほうが有利な条件となっています。特にWEB完結・カードレス取引に関しては、アコムが対応していないのは意外とも言えるところです。
メイン商品の概要で選ぶのならプロミスがお勧め。高額融資を希望するならアコムということになるでしょう。
プロミスとアコム 審査申し込み~契約までを比較
次にプロミス、アコムと初めて契約することを想定し、申し込みに関する利便性や審査にかかる時間、契約のしやすさなどを比較していきます。ここでポイントとするのは、
・それらの方法の受付可能時間は?
・審査にかかる最短時間はどのくらい?
・契約の流れは?
・申し込む際の必要書類は?
・審査がより甘い(通りやすい)と思われるのはどちら?
などについてです。
プロミスとアコム 契約の申し込み方法と受付時間
プロミス | アコム | |
インターネット | 年中無休、24時間受付 | 年中無休、24時間受付 |
無人契約機 | 年中無休、9:00~21:00※契約機により営業時間が異なる。 | 9:00~21:00 年中無休(年末年始は除く) |
電話 | 年中無休、9:00~21:00 | 年中無休、24時間受付 |
郵送 | – | いつでも |
プロミスとアコム 審査完了までの最短時間を比較
<プロミス>
簡易審査(お借入シミュレーション)では生年月日と年収、他社での借入金額を入力すると、借入できる可能性がすぐに表示されます。可能と出たら、そのまま引き続いて入力することで申し込みできます。本審査は最短20分で終了します。
<アコム>
まずは簡易診断から。入力は年齡、年収、他社借入金額の3つで、約3秒で結果が表示されます。本審査は最短で30分程度で終了します。
審査にかかる時間はアコムもプロミスもほぼ同じと考えていいでしょう。
プロミスとアコム 契約方法とその流れを比較
主な契約方法について、申し込みの手順と注意すべきポイントを簡単にご紹介します。
プロミスの契約方法・流れ
●インターネットで契約
プロミスの公式サイトから申し込む方法です。パソコン、スマートフォン、ケータイに対応しています。
まずは公式サイトの「お借入シミュレーション」で融資可能な条件を満たしているかどうかを確認します。「ご融資可能と思われます。」と表示されたら申し込み開始。
申し込みが終わると審査が始まります。審査は最短で20分、その結果はメールか電話でお知らせされます。審査に通ると契約手続きが可能となります。
契約手続きはインターネット、プロミスの自動契約機にて行うことができます。全ての手続きをWEBで完結させたい方、カードレス取引を希望される方は、引き続きインターネットで手続きを行います。
カードが不要の方は契約手続き中に返済方法を登録する際、「口座振替による返済」、「カード郵送希望なし」を選択してください。契約が完了次第カードを使用しない振込キャッシングが可能となります。この方法で申し込むと郵便物の配送がありません。
カードが必要な方は返済方法を「ATMによる返済」か「口座振替による返済」で登録し、その後の選択肢で「カード郵送希望あり」を選んでください。この方法で申し込むと、契約完了後にカードと契約書類が自宅等に郵送されてきます。
プロミス自動契約機で契約する場合には、全ての方が「カードあり」の契約となります。カードの発行はそのまま自動契約機で可能です。
●スマホアプリで契約
iPhoneもしくはAndroid対応のプロミス公式アプリを使って申し込むこともできます。申し込みは指示に従って行えばよく、必要書類の送付もアップロード機能により簡単に行えます。こちらの方法でも、最短20分で審査は完了します。「アプリローン」とも呼ばれています。
アプリからWEB完結で申し込むと、カードレス取引が可能になります。キャッシングも返済もアプリから行えばとても簡単。アプリでセブン銀行ATMを操作しキャッシングできます。今最も新しいキャッシング方法だと言えるでしょう。
●電話で契約
オペレーター対応のフリーコールにかけて申し込む方法です。女性専用ダイヤルもあり、こちらは全て女性スタッフが対応。申し込み手順等に違いはありませんので、女性の方はどちらにおかけになってもOKです。
電話での受付可能時間は平日・土日・祝日ともに9時~21時。審査は他の方法と同様に最短20分で終了し、その結果は折返し連絡されます。
審査に通ると契約手続きはプロミスの自動契約機、郵送で行います。プロミス自動契約機で契約する場合には必要書類を持って行きましょう。手続き完了後、そのままカードの発行が可能です。
郵送で行う場合には、プロミスから届いた書類に必要事項を記載し、返送してください。その書類をプロミスが受領したら契約完了となり、キャッシングも可能になります。
●自動契約機で契約
全国のプロミスの自動契約機で申し込む方法です。必要書類を持ってお出かけください。
自動契約機の店舗内にはスタッフは常駐していませんが、電話が備え付けられており、こちらもスムーズに申し込むことができます。
プロミスの自動契約機でも、他の申し込み方法と同様に最短20分で審査が完了します。審査に通ればその場で契約し、カードの発行、時間帯に問題がなければ当日融資も可能です。
アコムの契約方法・流れ
●インターネットで契約
公式サイト上で申し込みする方法です。パソコン、スマートフォン、ケータイに対応しています。
本人確認用の書類は、パソコンからならアップロード、スマートフォンとケータイからなら専用アプリを使って行えます。そのほか、FAXで送付することも可能です。
最短30分で審査は完了し、結果のお知らせは原則としてメールにて。追加で確認事項があるときのみ電話があります。
契約手続きはメールを受け取った当日の21時までに行いましょう。この時間を過ぎるとインターネットでは手続きできなくなり、電話での手続きが必要となります。
カードは自動契約機むじんくんで発行するか、自宅への郵送を選ぶことができます。
●スマホアプリで契約
アコムにもiPhone、Android対応の公式アプリがあり、申し込みが可能です。書類の提出もアプリを使えばより簡単に行えます。
●電話で契約
フリーコールで契約を申し込むこともできます。アコムの電話受付は年中無休の24時間体制。18:00までに申し込みが完了すれば当日対応が可能で、申し込み後すぐに審査が始まります。それ以降に受け付けられたものの回答は、翌日以降になります。
審査は最短30分で終了。審査に通ったら、アコムの自動契約機むじんくん、または郵送、FAXで契約の手続きを行います。
店舗、自動契約機に出かけるときには必要書類を準備して行きましょう。その場でカード発行までが可能です。
郵送、FAXで手続きする場合には申込書類が送られてくるので、必要事項を記入したうえで本人確認書類と一緒に返送します。アコムが書類を受領したら折返しカードなどが郵送され、手続完了となります。
FAXで手続きを行う場合には専用書類が必要となりますので、用紙をパソコン等でダウンロードしてください。平日の14:00までに提出が完了すれば、その日から借入が可能になります。
●郵送で契約
電話等で申込用の書類を請求します。書類が「ACサービスセンター」名義で送られてくるので、届いたら必要事項を記入し、必要書類を同封してアコムに返送します。
返送書類が受領されたら審査が開始され、審査結果は電話にて連絡されます。
契約の運びとなった場合には契約書類、カード等が郵送され(最短翌日)、契約完了です。カードは会員ページにログインするかアコムに電話することで使用できるようになります。
●店舗窓口・自動契約機(むじんくん・クイックむじん)で契約
アコムの店舗窓口や自動契約機(むじんくん)で申し込みする方法です。どちらの場合も本人確認書類や必要書類を持ってお出かけください。事前にインターネットで申し込み手続きを行っておくと、その後の手続きがスムーズに進みます。
むじんくんでは電話を介しての対応となりますが、審査基準等はどちらも同じです。審査に必要な時間は申込み完了から最短で30分です。審査結果はその場で回答され、そのまま契約手続きからカードの発行までが可能です。
参考:プロミスとアコム 違いは?お金借りるならどっちのカードローン?
プロミスとアコム 申し込む際の必要書類を比較
プロミスの必要書類
●本人確認書類
運転免許証。なければパスポートまたは健康保険証+住民票など1点が必要です。
※外国籍の方は在留カードまたは特別永住者証明もあわせて必要です。
※健康保険証と住民票などプラス1点が必要になるのは、店舗にて契約する場合です。
提出書類に記載されている住所と現住所とが異なる場合には、以下のいずれかの書類のコピー(発行日から6ヶ月以内のもの)もあわせて必要となります。
・国税または地方税の領収書、もしくは納税証明書
・社会保険料の領収書
・公共料金の領収書(電力会社、水道局、ガス会社、NHK発行のもの)
・住民票の写しまたは住民票の記載事項証明書
●収入証明書類
・希望借入額が50万円を超える場合
・希望借入額と他社借入残高の合計が100万円を超える場合
上記のいずれかに該当する場合には、以下の書類から1点が必要になります。
・源泉徴収票(最新のもの)
・確定申告書(最新のもの)
・給与明細書(直近2ヶ月+1年分の賞与明細書)
※賞与がない場合には直近2ヶ月の給与明細書
アコムの必要書類
●本人確認書類
運転免許証。なければ個人番号カードや健康保険証などが必要です。
顔写真のない健康保険証などや現住所が書類の住所と異なる場合には、あわせて次のいずれかの書類が必要となります。
※確認時に発行日または領収日から6ヵ月以内のものに限ります。
・住民票
・公共料金の領収書(電気、ガス、水道、固定電話、NHKのいずれか1つ)
・納税証明書
●収入証明書類
・アコムでの利用限度額が50万円を超える場合
・アコムでの利用限度額と他社借入総額が100万円を超える場合
上記のいずれかに該当する場合には、本人確認書類以外にも収入証明書が必要になります。
収入証明書としては次の書類を使用することができます。
※最新年度、直近年月など最も新しく、本人のフルネームが記載されているものに限ります。
・源泉徴収票
・給与明細書
・市民税・県民税額決定通知書
・所得証明書
・確定申告書・青色申告書・収支内訳書
ご覧のように、プロミスもアコムも、融資額の希望が50万円以下で他社借入が多くなければ運転免許証ひとつで申し込むことが可能です。
収入証明書類が必要となる条件はプロミスもアコムも同じ。用意すべき書類についても若干の違いはあるものの、両社ともほぼ同じです。
プロミスとアコム 審査基準と成約率
プロミスもアコムも銀行系列の大手消費者金融ということで、業界の中では比較的審査が厳しい部類に入ると言われています。しかし審査基準が具体的に公開されているわけではなく、項目ごとに2社を突き合わせて比較するのは難しい状況です。
そこでプロミスとアコムの新規成約率を比較することで、どちらがより審査に通りやすいのかを推測します。新規成約率については公式サイトに掲載されているIR情報などで確認することができます。
プロミスとアコムの新規顧客成約率
アコムの数字が3ヶ月ごとに発表されている累計であることから、プロミスのほうも3ヶ月ごとに該当する月を抜粋してみました。
【プロミス】無担保ローン新規申込数および新規顧客数
新規申込数 | 新規顧客数 | 成約率 | |
2017年6月 | 36,425 | 16,313 | 44.8% |
2017年9月 | 45,327 | 21,022 | 46.4% |
2017年12月 | 32,497 | 14,549 | 44.8% |
2018年3月 | 48,897 | 22,317 | 45.6% |
引用元:SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標2018年3月期
プロミスの2017年度の成約率は、最も低い月が43.9%(4月・7月)で最も高い月が47.3%(11月)。月ごとに変動はありますが、だいたい45%あたりを軸に上下動していました。
さらに前年(2016年度)のデータを見てみると、最低月が41.7%(7月)で最高月は45.5%(11月)。それよりもっと古いデータでは、30%台から40%そこそこという月も多く、近年、プロミス比で徐々に審査に通りやすくなっていることがわかります。
【アコム】ローン事業新規申込数、新客数及び新規貸付率(累計)
新規申込数 | 新客数 | 新規貸付率 | |
2017年6月 | 129,998 | 60,576 | 46.6% |
2017年9月 | 260,831 | 120,073 | 46.0% |
2017年12月 | 398,156 | 180,874 | 45.4% |
2018年3月 | 539,919 | 242,008 | 44.8% |
プロミスとアコムの数字にはその月のみのデータと累計という違いがあるため、厳密には比較しにくいものであることをご了承ください。
単純に数字を比較すると、プロミスもアコムもほぼ変わらないか、アコムの方が成約率がやや高めであるように見えます。
しかし、アコムの3月の貸付率が累計を元にしたものであるのにもかかわらず、この中で最も低い数字になっているのが気になり、1月~3月のみを取り出して貸付率を計算してみました。
すると、
新規申込数:141,763
新客数:61,134
新規貸付率:43.1%
……となり、この1年のうちで最低の数字に。そして、さらに2016年度からのデータも合わせて見ても、月を追うごとに徐々に新規貸付率が下がってきていることがわかりました。
これらのことからわかるのは、2016年度までははっきりとアコムのほうが審査に通りやすい傾向にあったのにもかかわらず、プロミスの成約率は上昇傾向、アコムは下降傾向にあるため、現在ではほぼ同程度の成約率になっているということです。
月によっては成約率の逆転現象も見られているため、今後さらにこの傾向が続くのかどうかが気になるところです。
プロミスとアコム「審査申し込み~契約まで」おすすめはどちら?
申し込みから審査、契約についてプロミスとアコムとを比較してきました。その結果は……
プロミス | アコム | |
申し込み窓口 | ほとんど同じ | ほとんど同じ |
受付時間 | △(比較的短い) | ○(長い・電話24時間) |
審査時間 | ほとんど同じ | ほとんど同じ |
申し込み利便性 | ○(WEB完結可) | ×(WEB完結なし) |
必要書類 | ほとんど同じ | ほとんど同じ |
審査基準・厳しさ | 現状は同程度 | 現状は同程度 |
アコムの利点はプロミスより申し込み対応時間が長いこと。特に電話受付は24時間いつでも可能です。そしてプロミスの利点は申し込みから契約までをWEBのみで行える方法があることでしょうか。
それぞれに有利な点が1つずつあるということで、この申し込みから契約までの利便性等は「引き分け」だと言えそうです。
プロミスとアコム 借入方法などを比較
次からは実際に利用する際の利便性について見ていきましょう。まずは借り入れ、キャッシングに関してのポイントとして、
・キャッシングにはどんな方法がある?
・キャッシング(融資申し込み)可能な時間は?
・最短で借りる方法はどれ?
・契約した日の即日融資は何時までに申し込めばいい?
の4点を比較します。
借入方法と営業時間
プロミスの借入方法・営業時間
●インターネットからの振込キャッシング:年中無休、24時間受付
パソコン、スマートフォン、ケータイで申し込めます。実際に振り込まれる時間は指定口座がどの銀行にあるかで異なります。
▼プロミスは原則24時間最短10秒で振込可能
平日 | 0:00~24:00受付 | 受付完了から10秒程度で振込 |
土・日・祝日 | 0:00~24:00受付 | 受付完了から10秒程度で振込 |
▼一部の銀行への振込
平日 | 0:00~9:00受付 | 当日9:30ごろ振込 |
平日 | 0:00~24:00受付 | 受付完了から10秒程度で振込 |
土・日・祝日 | 9:00~14:50受付 | 翌営業日9:30ごろ振込 |
※どちらも元旦は終日、毎週月曜日は0:00~7:00の間サービスが停止になります。
●三井住友VISAプリペイドへのチャージ:元日以外無休、0:00~23:50
公式サイトの会員サービスページから申し込みます。
元旦は終日、毎日23:50~24:00と日曜20:50~翌月曜7:00の間はサービスが停止になります。
●電話からの振込キャッシング:元日以外は無休、24時間受付
フリーコールで、オペレーターが対応します。振込先の口座を登録していない方でもキャッシングが可能です。
●プロミスATMでのキャッシング:年中無休、7:00~24:00※ATMにより営業時間、休日が異なります。
プロミスが設置する自社ATMからのキャッシングなので、手数料がかかりません。
●提携CD/ATMでのキャッシング:年中無休、24時間対応
営業時間は設置店舗、CD/ATMにより異なります。
※三井住友銀行以外の提携先では手数料がかかります。
●スマホATMでカードレスキャッシング:元旦以外無休、24時間対応
プロミスの公式アプリを使用し、カードなしでセブン銀行ATMから出金することができます。元旦の終日と、毎週月曜日の0:00~7:00はサービスが停止になります。
※通常の提携ATMの利用と同様に手数料がかかります。
アコムの借入方法・営業時間
●インターネットからの振込キャッシング:年中無休、24時間対応
パソコン、スマートフォン、ケータイから申し込みます。登録口座が楽天銀行であれば終日、他の銀行・信用金庫でも受付時間内であれば最短1分で振込キャッシングが完了します。
●電話(プッシュホン):年中無休、0:10~23:50受付
フリーコールから音声自動応答に従ってプッシュホンを操作することで振込キャッシングが可能です。振り込まれる時間は次の通りです。
平日 | 0:10~9:00受付 | 当日9:30ごろ振込 |
平日 | 9:00~14:00受付 | 当日15:00までに振込 |
平日 | 14:00~23:50受付 | 翌営業日9:30ごろ振込 |
土・日・祝日 | 0:10~23:50受付 | 翌営業日9:30ごろ振込 |
●電話(オペレーター受付):年中無休、9:00~18:00受付
営業時間内であれば、プッシュホン操作ではなくスタッフに直接申し込むこともできます。こちらも受付時間ごとに振り込まれる時間が公開されています。
平日 | 9:00~14:00受付 | 当日15:00までに振込 |
平日 | 14:00~18:00受付 | 翌営業日9:30ごろ振込 |
土・日・祝日 | 9:00~18:00受付 | 翌営業日9:30ごろ振込 |
●店頭窓口:平日9:30~18:00
全国に22店舗あるアコムの店頭窓口でキャッシングを申し込みます。土・日・祝日は休業日になります。
●アコムATM:年中無休、24時間対応
ほとんどが契約機のむじんくんコーナーに併設されています。アコムの自社ATMからのキャッシングですので、手数料がかかりません。毎週月曜日の午前1:00~5:00の間は定期点検のため休止されます。
●提携CD/ATM:年中無休、24時間対応
店舗によって営業時間は異なります。毎週月曜日の午前1:00~5:00の間は定期点検のため休止。手数料がかかります。
●クレジット
アコムのカードにはカードローン専用とクレジット機能つき(Master Card)の2種類があります。クレジット機能つきカードなら普段のお買い物やネットショッピングなどにも活躍します。
最短で借りるならどの方法?
プロミスもアコムも、インターネット(パソコン、スマートフォン、ケータイ)からの振込キャッシングは業界屈指の速さを誇っています。プロミスは申し込みから10秒(瞬フリ)、アコムは1分で振込可能ということで若干プロミスの方が速くはあるのですが、どちらも非常に便利であることは間違いありません。
<プロミス>
瞬フリが可能。
<アコム>
アコムは24時間、土日も銀行振込可能です。(金融機関・申込時間帯によっては利用できない場合あり。)」
契約からの即日融資は何時まで対応?
プロミスもアコムも、契約した時間帯によっては即日融資を受けることが可能です。では何時までに申し込めば契約から融資までをその日のうちに済ませることができるのでしょうか。振込キャッシングの場合とATMでのキャッシングの場合に分けてご紹介します。
ATMでのキャッシングで即日融資
<プロミス>
プロミスの場合、営業時間内(無人契約機であれば9:00~21:00まで※契約機により営業時間は異なる)に申し込みを終えればその日のうちに審査の回答があります。
しかしATMでキャッシングするにはカードの発行が必要です。そのため、21:00にカードの発行までを済ませておかなければなりません。審査や手続きにかかる時間を考えると、遅くとも21:00には申し込みを完了させておきたいところです。
<アコム>
審査の回答を当日のうちにもらうためには、アコムの場合には18:00までに申し込みを済ませる必要があります。さらには自動契約機で21:00までにカードの発行を済ませましょう。
アコムのATM自体は24時間キャッシングが可能です。
振込キャッシングの場合で即日融資
振込キャッシングの場合には、申し込みから審査にかかる時間、契約手続きにかかる時間に加えて、銀行のタイムリミットも考える必要があります。プロミス、アコムともに振込キャッシングまでの時間を考える必要のない銀行もありますが、対応していない銀行もあるのでご注意ください。
プロミスとアコム 借入の利便性ではどちらが有利?
キャッシングの利便性について比較してみると、次の表のような結果となりました。
プロミス | アコム | |
振込キャッシング | ◎ | ◎ |
カードレスキャッシング | ○(スマホATM) | × |
電話でキャッシング | 24時間対応 | 24時間対応 |
クレジットカードでキャッシング | × | ○ |
手数料無料ATM | ◎ | ○ |
当日融資申し込み | ◎(~21:00) | ○(~18:00) |
プロミスもアコムも対応銀行への振込キャッシングが非常に速いのが魅力。電話での申し込みも24時間受付可(プロミスはオペレーター対応、アコムはプッシュホン対応)、片やスマホATMでのカードレスキャッシングが可能で片やクレジットカード機能を併せ持つカードも選べるということで、キャッシングの利便性ではかなり拮抗していると言えるでしょう。
ただ、プロミスでは三井住友銀行の提携ATMが手数料無料で使え、この点でアコムに差をつけています。また、当日の融資申し込み対応時間でも、プロミスの方が遅くまで可能となっています。
これらのことから、キャッシングの利便性はどちらも高いのですが、プロミスの方がより便利であると考えます。
プロミスとアコム 返済方法などを比較
申し込みや契約方法に関しては通常、最初の1度だけで終わりますが、キャッシング(借り入れ)や返済、特に返済に関しては契約している間に何度も繰り返されるため、より利便性が重要になってきます。
ここでは返済に関しての主に次の4点について、プロミスのフリーキャッシング、アコムのカードローンを比較していきます。
・返済方法にはどんなものがある?
・返済に対応している時間は?
・返済が遅れそう、遅れたときのサポート体制は?
プロミスとアコムの返済期日
<プロミス>
5日・15日・25日・末日から自分の都合の良い日を約定返済日とし、月に1回ずつ返済していきます。その日より前倒しして返済しても良く、その場合には次回の返済日は翌月へと繰り延べされます。
<アコム>
アコムの返済方法には「毎月指定期日」と「35日ごと」の2種類があり、どちらでも好きな方を選ぶことができます。
「毎月指定期日」は自分の都合のいい日を指定し、それを毎月の約定返済日とします。返済可能期間は返済期日の15日前からで、それ以前に入金すると前回返済分の追加扱いになってしまうので注意しましょう。
口座振替での返済の場合は自動的に毎月指定期日での返済となり、毎月6日に自動引落になります。
「35日ごと」は前回の返済日から35日後が次回の返済期日となる方法です。毎回の返済日が必ずしも同じ日付にならないことから管理が若干面倒にも思えますが、決められた返済期日までであればいつでも返済できるため、自由度が高く、上手に利用すれば利息を抑えることが可能な方法でもあります。
この2つの返済方法は、途中で変更することも可能です。変更したい場合には、店頭か自動契約機むじんくん、または電話にて申し込みましょう。
プロミスもアコムも、返済期日が休業日にあたる日には翌営業日が返済期日となります。
プロミスとアコム 返済方法と返済可能な時間
プロミスの返済方法・返済可能時間
●インターネット返済
パソコン、スマートフォン、ケータイから24時間いつでも返済することができます。手数料はかかりません。ただし対応している銀行は5行のみ(三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、ジャパンネット銀行、楽天銀行)で、事前にネットバンキングの登録が必要です。
●口座振替(口フリ)
毎月の返済日に登録した口座から自動引落します。手数料は不要です。
●プロミスATMで入金
プロミスの自社ATMで返済します。
●提携ATMで入金
設置店にもよりますが、24時間いつでも返済できる方法です。スマホATMによるカードレス取引(アプリを使ってセブン銀行ATMで返済)にも対応しています。三井住友銀行以外の提携ATMでの返済には手数料がかかります。
●コンビニマルチメディア端末での返済
ローソンのLoppi、ミニストップのLoppi、ファミリーマートのFamiポートを利用して返済することもできます。こちらは24時間いつでも返済可能で、手数料もかかりません。
●銀行振込
銀行からプロミス口座に振込にて返済できます。振込手数料は自分の負担となります。
アコムの返済方法・返済可能時間
●インターネット返済
パソコン・スマートフォン・ケータイで24時間いつでも申し込める、Pay-easy(ペイジー)を利用した返済方法です。ネットバンクのほか、ネットバンキングに対応している多くの銀行、信用組合、信用金庫で返済することができます。
●口座振替
毎月6日に登録口座から自動引落されます。手数料はかかりません。
●店頭窓口で入金
アコムの店舗で直接返済する方法です。営業時間は平日9:30~18:00。今後の返済計画についての相談したい場合にもお勧めできる方法です。
●アコムATM
アコムの自社ATMからの返済で、手数料がかかりません。年中無休、24時間営業しています。
●提携ATM
取引時間はATMによって異なりますが、24時間いつでも返済できる方法です。毎週月曜日の1:00~5:00は定期点検のため休止となります。手数料が必要となります。
●銀行振込
銀行からアコムの口座に振込にて返済します。振込手数料は自分の負担になります。
プロミスとアコム 返済に遅れそう、遅れたときは?
返済日までの入金ができそうにない場合、うっかりしていて返済日が過ぎてしまった場合、または返済金額を減らして欲しいときなど、困った場合にはすぐさまプロミス、アコムに電話連絡をしてください。そのままにしているとスタッフより連絡が来ることになりますが、それよりも先に連絡するべきでしょう。
今後の返済プランの見直しが必要なときにはなおさらです。一時的に最小返済額以下(利息以上)の金額での返済が可能な場合もあります。
ただし返済できる日がはっきりわかっていて、延滞期間が比較的短い場合に限り、自分で返済日を登録できるサービスが、プロミスにもアコムにもあります。電話をかけてスタッフと話をするのは気が重いという方にはとても便利なサービスですね。
※返済日が遅れる場合には、その間、年率20.0%の延滞利率が適用されます。
<プロミス>
返済期日から14日以内に入金できる場合には、自動音声応答にて返済日を登録することができます。延滞がそれよりも長期にわたる場合にはプロミスへの連絡が必要です。
<アコム>
音声自動応答のアコムプッシュホンサービス24、または会員ページの「お知らせ一覧」→「お支払い期日について」の項目で返済日を登録することができます。
このほか、また、プロミスにもアコムにも、うっかりを防止するメールサービスがあります。ぜひ登録しておきましょう。
プロミスとアコム 返済の利便性ではどちらがお勧め?
プロミス、アコムの返済の利便性について、特に違いのある部分を表にしてみました。
プロミス | アコム | |
返済期日 | △ | ◎ |
インターネット返済 | △ | ○ |
ATM返済 | ○ | △ |
返済日変更 | ○ | ◎ |
返済期日はプロミスが月1回、4日から選べるのに対して、アコムには「毎月指定期日」と「35日ごと」と2パターンがあり、返済日も自分の都合に合わせて指定可能です。
返済方法に関しては、インターネット返済ではアコムが、ATM返済ではプロミスが有利。
スタッフへの電話連絡なしでの返済日の変更はどちらでも可能ですが、プロミスはプッシュホンのみに対してアコムはプッシュホンとインターネットでも対応しています。
これらのことから返済に関してはアコムの方が利便性が高いと言えるでしょう。
プロミスとアコム 自社ATMと提携CD/ATMを比較
プロミス、アコムが設置しているATMのほかに他社と提携して利用することのできるATM等でもキャッシングや返済が可能です。
コンビニやショッピングセンターなどたくさんの場所に設置され、とても便利な提携ATMですが、自社ATMとは異なり、利用ごとに手数料がかかります。
プロミスとアコムの自社ATMの台数比較
<プロミス>
2018年3月現在、プロミスの自社ATMは全国に995台設置されています。プロミスのATMは平日・土・日・祝日に関わらず7:00~24:00の1日17時間稼働しています。
<アコム>
2018年3月現在、アコムの自社ATMは全国に1,057台あり、そのうち24時間稼働しているのは940台。他の117台も年中無休で稼働しています。
このように、自社ATMの台数では、アコムがプロミスを若干上回っています。
提携CD/ATMの利用手数料
提携CD/ATMで借入・返済する場合の1回あたりの手数料は、プロミスもアコムも同じ金額です。借入時の手数料は次回返済時の精算、返済時の手数料は返済とあわせての精算となります。
取引額 | 借入時 | 返済時 |
1万円以下 | 110円 | 110円 |
1万円超 | 220円 | 220円 |
※税込金額です。
プロミス、アコムで利用できる提携ATM
プロミス、アコムが契約している提携ATMをご紹介します。キャッシングのみ、返済のみ利用できるものもありますので、よくご確認ください。
借入可能な提携ATMは?
<プロミス>
・三井住友銀行(手数料無料)
・ゆうちょ銀行(Web明細の登録が必要)
・三菱UFJ銀行・西日本シティ銀行・セブン銀行・イオン銀行・横浜銀行・東京スター銀行・第三銀行・親和銀行・福岡銀行・熊本銀行・広島銀行・八十二銀行
・クレディセゾン
・イーネット・ローソンATM
<アコム>
・三菱UFJ銀行・セブン銀行・イオン銀行・北海道銀行・北陸銀行・東京スター銀行・八十二銀行・第三銀行・広島銀行・西日本シティ銀行・親和銀行・福岡銀行・熊本銀行
・クレディセゾン
・イーネット・ローソンATM・ゼロバンク
※イーネット(E.net)はファミリーマート、サークルKサンクス、ポプラ、スリーエフ、デイリーヤマザキなどに設置されているATMです。
※ゼロバンクは愛知県、岐阜県で展開するコンビニATMです。
返済可能な提携ATMは?
<プロミス>
・三井住友銀行(手数料無料)
・ゆうちょ銀行(Web明細の登録が必要)
・三菱UFJ銀行・西日本シティ銀行・セブン銀行・イオン銀行・横浜銀行・東京スター銀行・第三銀行・福岡銀行・熊本銀行
・クレディセゾン
・イーネット・ローソンATM
・ローソンLoppi・ミニストップLoppi・ファミリーマートFamiポート(返済のみ、手数料無料)
<アコム>
・三菱UFJ銀行・セブン銀行・イオン銀行・北海道銀行・北陸銀行・東京スター銀行・第三銀行・広島銀行・西日本シティ銀行・福岡銀行・親和銀行・熊本銀行
・クレディセゾン
・ゼロバンク
・イーネット・ローソンATM(クレジット返済は不可)
ATMで比較したらプロミスとアコムどちらが便利?
自社ATMの台数ではアコムのほうがプロミスを上回っているのですが、プロミスは全国に6,500台ある三井住友銀行ATMを手数料無料で利用することができます。
また、返済のみですが、全国をカバーするコンビニのマルチメディア端末も無料で利用することが可能できます。この2つが非常に大きく、よってATMの利用ではプロミスの方が利便性で上回っていると言えます。
手数料のかかる提携ATMを含めて考えると、プロミスもアコムもほとんど変わりなく、全国を網羅しています。利用に際して不便を感じることはほとんどないのではないでしょうか。
プロミスとアコム その他のローン品はどんなものがある?
プロミス「フリーキャッシング」とアコム「カードローン」を様々な角度から比較してきました。この2つの商品は用途を特定のものに限定しないため、自由度の高い使い方が可能ではありますが、場合によっては別の商品の方がより自分に合っていたり、より条件が有利であったりすることも考えられます。
プロミス、アコムにはこの他にもいくつかの商品を取り扱っています。どんな商品があるのかを簡単にご紹介してみましょう。
プロミス その他のローン
幅広い目的に対応するプロミスのフリーキャッシングですが、用途は生計費(個人事業主の方は生計費および事業費)の範囲内である必要があります。プロミスの他の商品の中には、フリーキャッシングで対応できない用途をカバーするものも含まれています。
レディースキャッシング
「お金を借りるのは初めてで、男性スタッフには相談しにくいな……」とお考えの女性にぴったりなのが、このレディースキャッシング。女性専用ダイヤルがあり、全て女性スタッフが対応します。
金利4.5%~17.8%、融資額は500万円までと、商品の内容や返済方法などはフリーキャッシングと全く同じ。プロミスの利用が初めての方なら、30日間利息0円サービスの対象にもなります。
おまとめローン
他の消費者金融やクレジットカードの利用分を借り換えてひとつにまとめ、月々の返済の負担を軽くするためのローンです。複数の返済日があり管理が面倒な状態になっている方や、借入額が年収の3分の1を超えている方は、こちらのローンがお勧めです。
金利6.3%~17.8%、融資額は300万円まで。
自営者カードローン
事業費だけでなく生計費にも利用できる自営者のためのカードローン。当日の融資も可能というスピードが売りですが、急に資金が必要になるときに備え、あらかじめ融資枠を作っておくと安心です。
金利6.3%~17.8%、融資額は300万円まで。本人確認書類、収入証明書類のほか、営業許可証など事業実態を疎明する書類もご準備ください。
目的ローン
結婚資金、教育資金など用途が決まっているものに対して融資が受けられる目的別のローンです。金利が6.3%~16.5%と低く抑えられているのが特徴。融資額は1万円~300万円で、返済は毎月一定の金額が口座引落になります。
申し込みには本人確認書類、希望借入額が50万円以上か他社利用残高との合計が100万円以上となる場合には収入証明書類が必要になるほか、振込先の金融機関の届出印も用意しておきましょう。
アコム その他のローン
アコムには事業者向けローン、借り換えローンのほか、通常のカードローンにクレジット(Mastercard)の機能をプラスした商品もあり、商品数は少ないながらも内容は充実しています。
ビジネスサポートカードローン
業歴1年以上の個人事業主の方専用のカードローン。用途は自由で、事業費だけでなく生計費にも利用することができます。年収の3分の1を超える借り入れも可能です。
金利は12.0%~18.0%(融資額100万円以上の場合、12.0%~15.0%)、利用限度額は300万円。すでにアコムのカードローンをご利用の方は、そちらからの切り替えにも対応しています。
本人確認書類のほか、確定申告書B、契約限度額が100万円を超える場合には青色申告決算書か収支内訳書が必要です。
貸金業法に基づく借換え専用ローン
複数のローン、または年収の3分の1を超える借り入れがある方に最適なおまとめローンです。
金利は7.7%~18.0%、契約極度額は最高で300万円です。
ACマスターカード(カードローン付き)
カードローンのキャッシング機能にクレジット機能がプラスされたのが、このACマスターカード。申込時の審査によって、こちらのカードを選ぶこともできます。
通常リボ払いを選んだ場合には完済まで一定の金額を支払っていくことになりますが、ACマスターカードでは都合に合わせて決められた金額より多く支払ってもOK。上手に利用すれば利息をぐっと抑えることも可能です。
年会費無料。カードに「アコム」の文字が入っていないので、普段遣いのカードとしても活躍すること間違いありません。
魅力的なローンを揃えているのはプロミスとアコムどちら?
両方に似たタイプの商品があるおまとめローン、自営業者向けローンに関しては、いずれもプロミスのほうが低金利となっています。額が比較的大きくなりがちな2商品とあって、やはり金利の違いは無視できるものではありません。まずはプロミスの方を検討するべきでしょう。
女性向けローンはプロミスのみの展開ですが、内容はフリーキャッシングと同じであること、アコムにも女性専用ダイヤルがあることから、こちらに関しては両者に差があるとは言えません。しかし目的ローンはアコムにはないため、プロミスの有利な点として挙げることができます。
アコムの利点はクレジットカードの発行ができることでしょう。カードは1枚でも少ないほうが有り難いものです。クレジットカードもほしいという方なら、こちらのカードがファーストチョイスということになりそうです。
結論!プロミスvsアコム キャッシングするならどっち?
全体をまとめると、次のような結果となりました。
プロミス | アコム | |
メインローンの内容 | ○ | △ |
申し込み~契約 | ○ | ○ |
借り入れ | ○ | △ |
返済 | △ | ○ |
ATM利便性 | ○ | △ |
このようにプロミスに有利な点が多く見つかりました。項目ひとつひとつ僅差のものが多いうえにキャラクターの異なる部分もあり、○の数ほどの差はないかもしれませんが、あえて選ぶならプロミスのほうがお勧めだと言えます。
やはり、決め手は
・上限金利が安い
・郵送物なし・カードレスに設定可(内緒で借入しやすい)
という点ですね。
プロミス | アコム | |
実質年率 | 4.5~17.8% | 3.0~18.0% |
無利息サービス | 30日間無利息 | 30日間無利息 |
郵送物なし・カードレス | ○ | × |
即日融資 | ○ | ○ |
審査スピード | 最短20分 | 最短30分 |
24時間申込み(スマホ・PC) | 可 | 可 |
担保・保証人 | 不要 | 不要 |
とはいえ、業界のリーディングカンパニーである2社だけあって、全体的に利便性の高さが印象に残ります。消費者金融の利用がはじめての方にも勧められる2社であることは間違いありません。