モザイク(映り込んでしまった他人などをマスク)

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さてここまでの処理は必要なところを切り取って使うものでした。
しかしトリミングをしてしまうとバランスが崩れ全体の風景が分らなくなってしまう場合があります。

たとえば「あー、この写真ブログにアップしたいけど他人が映り込んでいるからプライバシー保護の問題あるからアップできないわ」なんてことありますよね。
こんな時は対象をモザイク処理をしてしまいましょう。
モザイクと聞くとどうも怪しげな処理ではと思われる方もいるのではないでしょうか?
ほかに目のところに棒線引っ張ったりマスキングしたり顔を真っ白に塗りつぶしたりなど処理方法はありますが、他の背景とのバランスを考えるとモザイク処理が一番馴染みます。
元々ある配色にピクセルを変えて画像処理するだけなので、実際にある色と考えてもいいと思います。

まずは処理したいエリアを選択します。
この際先の丸型、色域、マグネットなどどれを使っても構いません。
四角い部分だけをモザイク処理するわけではありません。
多角形なげ縄ツールを使って星形の選択範囲を作りモザイク処理することもできます。
メニューの「フィルタ⇒ピクセルレート⇒モザイク」を選んで実行してください。
なお数値についてはモザイクの大きさですが、これは実際に処理して見ないとバランスがわかりません。
一旦処理して気に入らなかったら戻って数値を変える方法をお勧めします。



※サンプルの元画像はあえて荒くしています。

いかがでしょうか?これならばブロクやホームペジにアップしても差し支えないですね。
問題ないところを切り抜いて小さいエリアを使うより全体が自然に見えます。

作業中の「戻る」について

Microsoft WordやMicrosoft Excelなどで使うCtrlキー+Z(MacintoshではCommandキー+Z)はAdobe Photoshopでも使えます。
Adobe Photoshopにはヒストリーというウィンドウがありますので、そこまで実行した処理が時系列に並んでいます。
その部分をクリックすればそこまでの処理を戻すことができます。